ふぇ…へ…え、えーくちッ!
ちーんっ
ずば。
「うるせーんですけど」
*
花粉症の女(かふんしょうの、わたし)
*
「…ひど、先生ひっど。可愛い教え子が花粉症で苦しんでるってゆ……え、えーくちゅんっ!」
「やめてくんない、その加●茶みてえなくしゃみやめてくんない。女の子なんだから、もっと可愛くくしゃみしてくんない」
「だってそんな…可愛くってどうすればいいってんですか。『へっくしゅん』これで満足ですか…えーくちッ、えくっ」
「わァったから、もうこのティッシュあげるから、ほらもう出てってよ。俺いろいろ忙しいんだわ。」
「せんせ、どうせジャンプ読むんでしょ…だったら教え子の暇つぶしの相手にくらいなってく…くっ、ックショーイッ!」
「…………ちゃん、ツバ飛んできたんだけど」
「えへへ先生よかったね」
1箱のティッシュを渡されて追い出されました。
(ちなみにそのティッシュを持って歩いてたら桂くんに怪訝な顔をされました)(あんただってエリザベスとかいう謎の生物連れてんじゃないか…!)